夏至に一番近い満月の日。
そう,2019年6月17日(月)。
今宵の月は「ストロベリームーン」。ご存知でしたか?
6月の満月を別名「ストロベリームーン」と言うそうです。
イチゴ色に見えるから? 言われてみると… 見えるような,見えないような…?
「ストロベリームーン」の由来はネイティブアメリカンにあるそうです。
6月はアメリカではイチゴの収穫時期であったことから,6月の満月をストロベリームーンと呼んでいたそうです。
ですので,イチゴのようなピンク色に見える!というわけではないようです。
ちょっぴり残念…
とはいえ,少しピンク色に見えることがあります。
その原理は,沈む前の夕日が赤く見えることと同じです。
夏至間近の満月は,ほかの季節よりも月が低いところを通過していきます。
月が出て間もない間,つまり月が地平線に近い間,月が赤みがかって見えることがあるのです。
また,梅雨の時期は水蒸気の影響もあり,赤みがかって見えることもあるそうです。
なんだか不思議ですね。
古来より,人々は満ち欠けする月に神秘的な魅力を感じていたようで
柿本人麻呂も在原業平も「月」の和歌を詠んでいます。
もしかして「ストロベリームーン」も眺めていたかもしれませんね。
また「ストロベリームーン」には「好きな人と一緒に見るとその人と結ばれる」という言い伝えがあるそうです。
6月,恋の月の満月。あなたは誰と見ていますか?
一人でのんびりと眺めるもよし,あの人のことを想って眺めるもよし。
知り合ったばかりの素敵なあの人に,電話をしながら一緒に眺めるなんてことも。
離れていても,同じ月が見れるなんてロマンチックですね。
貴重な月夜をお楽しみください。