身近な人の結婚と自分のプライド/仲人のちょっと一息

むかーし昔。

職場の先輩の結婚式に呼ばれました。親族以外で初めて呼ばれた結婚式でした。

友人と一緒に女性側の受付を頼まれて「男性側の受付も独身だからね!」と先輩にささやかれ、ちょっぴり楽しみにしていたものの…残念賞。

それより何より、先輩の結婚相手を見たとたん、当時の私と友人は「ありえなーい!先輩かわいいのに~!」って顔を見合わせてしまいました。見かけだけで判断してはいけないと思いつつも、まだまだ若かった(反省)。先輩ごめんなさい!

でも、しばらく後になって、その先輩の結婚相手の条件を思い出したのです。

一流企業勤務で、カッコいい外車に乗ってて、先輩との新生活のために新築の広いマンションを買ってくれて、先輩は仕事を辞めて自由に趣味やお稽古事してて、親と同居の必要もなくて…確か、背も高かった、ような。

うーん。素敵?と今なら思えます。受付の方々とも電話番号くらい交換する心の広さがあってもよかったのに、って(笑)

 

身近な誰かが結婚すると、ついつい比べてしまうものです。

親友がかわいい女性と結婚した(今に見てろ、俺はもっとかわいい子と結婚してやる!)

同僚の結婚相手がイケメンだった(あの子があんなイケメンと結婚できるんだから私だって!)

なんて。

けれど、結婚こそ、人と比べても仕方がない気がするのです。

一瞬の見た目自慢に勝ったって、生活をするのは皆さんご自身。

そんなことに勝つためのプライドを持って婚活していると、いつまでも次々に現れる美男美女の写真に振り回されて、目の前の本当のご縁を見逃してしまいます。

婚活こそ、いらないプライドは捨て去ってしまいましょう。その方が絶対にうまくいくと思います。

 

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