近年、結婚相談所の存在は身近なものになってきたようで、小説やドラマの題材になったりして、距離感や認知度が格段に上がったように感じています。
今期も「ナースが婚活」や「婚活1000本ノック」など、タイトルに婚活が入っているものがあって、婚活のメジャー化をヒシヒシと感じています。
婚活ドラマや婚活小説には目を通しつつ、結婚したい皆さんがこれらを観て（読んで）何を感じているのかな？と時々想像します。
ここで一冊の本をご紹介します。
『傲慢と善良』
読んだ方もいらっしゃるでしょうか？
私はだいぶ前に読んだまま、ブログに書くか書かないか…といつも先送りしていた本です。掃除の合間に出てきたこの本を再度パラっとめくりつつ、フト、手の止まったページのセリフを今回取り上げてみたいと思います。
「皆さん謙虚で自己評価は低い一方で、自己愛の方はとても強いんです。傷付きたくない、変わりたくない。高望みするわけじゃなくて、ただ、ささやかな幸せが掴みたいだけなのに…と。」（一部略）
小説の中の結婚相談所の仲人さんのセリフの一部です。
婚活中の皆さん、そして婚活を始めようと思っている皆さん、このセリフを聞いてどう感じましたか？当てはまっていたりして？？
確かにそう感じる部分もありますが、それが全てではありません。
謙虚さはないと困るし、自己愛もあっていいと思います。自己評価が低すぎるなら、あなたの自信を持てる部分を一緒に探しましょう。
傷つかないためや、自分を守るために頑なに変わらないのではなく、未来のパートナーとの共同生活のために柔軟になり寄り添える部分をみつけましょう。
婚活中は特に自分対お相手だけで動いてしまいますが、客観的な視点があった方が冷静に大切なことを見失わずに進めると思います。
婚活に「絶対に正しい」はないけれど、相談できる人がいることは極めて正しく、悩める皆さまにとっての最大のメリットではないかと思っています。
「結婚します！」と笑顔で言えるその日まで。
レッツ、婚活！！
前を向いて頑張る皆様を応援させて頂きます！
