忙しい人こそ、丁寧な日常を/仲人のちょと一息

このお正月、縁起の良いお菓子を頂きました。

松本にある開運堂さんの『2022年 新春 上生菓子?』✨

干支の寅?に、紅梅、若松、千両、鶴。

みんなお正月の縁起物で、生け花の花材としてお正月にはよく用いられます。(?と鶴はつかいません)

【松】… 一年中、緑の葉を絶やさない緑葉樹なので長寿を

【梅】… 寒さが厳しい冬に花をつけるので、強く縁起が良い

【千両】… 常緑で赤い実を付ける 「千両」という名前が富を表す

という縁起物オールスター!!✨

もちろん、他にも先日ご紹介した仏手柑(ぶっしゅかん)や万年青(おもと)、南天、水仙、葉牡丹…などなど生け花の縁起物は盛りだくさんですが…

それをお話しすると、ここから生け花レッスンに突入してしまいそうですのでまた別途。

久しぶりに素敵な上生菓子を頂きながら、ふと、花を生けるときと共通点を感じました。

それは、「丁寧である」ということ。

お菓子の一つ一つは、職人さんの手による丁寧な作業が美味しいだけではなく、目で見ても美しく楽しめるお菓子に仕上げてくださっていますし

花を生けるときは(特にお正月は)花それぞれの丁寧な下準備が必要なのです。

それは、日常心がけているから特別な日にもできる事。

特別な日は日常の延長です。

だからこそ、日常を少しでも丁寧に過ごす。そんな心掛けが忙しい現代の皆さんには必要ではないかとちょっぴり思う二宮です。

※「いけばな」はご希望があればレッスンさせて頂きます?