みなさま,コロナ禍のお盆いかがお過ごしでしたか?
例年のように実家に帰ったり,親族と会ったりすることもなく,一人で過ごした方もいらっしゃることでしょう。
毎年の花火大会も今年は新聞紙上でしたし…(信濃毎日新聞さん↓)
いつもより膨大にある時間の中で,色々と考えた方も多いのではないでしょうか?
私は,先日テレビで紹介されていた本のタイトルが気になって,早速読んでみました。
「私たちがプロポーズされないのには,101の理由があってだな」
婚活にはおよそ参考になるタイトルではありませんし,もちろん婚活指南本でもありません。
けれど,ここには婚活でうまく進めない方たちと共通することが垣間見れるような気がしました。
未婚のプロと仰る著者(ジェーン・スー女史)たちの数々のプロポーズされない理由の中から,婚活中のみなさんにも当てはまるのでは?と気になったことを,勝手にピックアップして3つだけご紹介してみようと思います。
1 そもそも,「彼と結婚したい」のか,ただ「結婚したいだけ」なのかよくわからない
ある程度の年齢になると「結婚しないの?」という世間からの外圧に悩まされる方は多いでしょう。
「結婚して一人前」という風習もまだまだ残っていますよね。
とは言え,だからって結婚するお相手は誰でもいいってことではありません。
とにかく結婚したい!という気持ちだけに振り回されていると,本当に「その人と」結婚したいのか,「結婚を」したいのか、とっても大切なことを見失ってしまいます。
2 まだ本気を出していないだけで,本気を出せばどうにかなると思っている
自分はそれなりに魅力的だし,実はまだ本気を出して婚活していないけど,本気さえ出せばすぐ何とかなる!と思っている方,実は多いのではないでしょうか?
本気を出したら…って,本気を出すと今とは何がどう変わるのでしょうか?
著者も,
「やるときはやるよ。今じゃないけど」と思っている人がいたら
「悪いことは言わない,やるなら今だ!」と言ってあげたい
と,文中で仰っています。
この危機感,感じ取れるでしょうか?
3 将来に一縷の不安も抱かせない完璧な男と結婚しようとしている
「求める条件は…“普通”です。」
そう仰る方がいますが… よーく伺うとそれは普通よりかなりレベルの高い場合がほとんどです。
不安材料がある人とは結婚できない。と条件ばかりにとらわれてしまう前に,もう一度考えてみませんか?
自分の不足するものを全て相手に求める,相手に埋めてもらおうとするのはどうでしょうか?
それで本当に幸せになれるのかしら?
プロポーズされない101の理由を読みながら,爆笑しつつ,結婚したいみなさんには身につまされる話がいっぱいなのではないかと感じました。
これは,女性目線の本ですが,男性でも同様です。
一生懸命に仕事をして,好きなことにお金を使って一緒に楽しむ仲間もいる!
そんなシングルライフは既婚者からすれば時に羨ましく見える姿でもあります。
とは言え,結婚したい!ってお気持ちを持つ皆さまには,是非結婚してその先の人生を楽しんで頂きたいと思っています。
人は完璧じゃないから面白いのではないかしら?
デコボコだからこそ気づくことだってあると思いますよ。
大切なのはそこに向かうご自身の気持ち。
プロポーズされない理由を探す前に,そろそろ本気を出してプロポーズされるあなたになってみませんか?